かどま発女性アーティスト9人展より
キルト作家 登絵里子
運命的な出会い 子どもの頃から好きなものがいっぱい。一度決めたら何でもチャレンジしてしまう性格の私です。どれも楽しみましたが、あまり長続きせず一時的なものが多かったです。 それが、ちょうど22歳の頃、偶然にも運命的な出会いを果たしました。奄美に住む伯母から勧められ、何気なく手にしたパッチワークのピースたち。布と針と糸が手に馴染み、チクチクしだすと私の好きな感情がすべて組み込まれていくような感覚...「これだ!」と一生涯の宝物を見つけました。ピースを合わせるときの感動って言ったら、、、言葉ではなかなか表現できない素晴らしい瞬間です!それから大阪に戻り、教室に通いたい気持ちを通り越して、日本手芸普及協会パッチワークキルト講師の資格、続いて指導員の資格をとりました。それからは毎日8時間以上チクチクしてきました。
たくさんの布たちとのご縁
出会ってからはひたすらパッチワークキルトに夢中!キルトは私にとってごはんを食べるのと同じこと、生活の一部です。作りたいものが多すぎて、1日24時間では足りません。寝ても覚めてもキルト!アイデアが泉のようにどんどん溢れてきて、何をするにもキルトと結びつきます。頭の中はキルトでいっぱい。
それと同じく、私の部屋もキルトでいっぱいです。布の数はとてもじゃないけど数えきれません。最近は買った布を使うより、子どもの頃に着ていた服や和ダンスに眠っていた着物、知り合いからいただいた着物たちなどを使うこともしばしば。ご縁があって私の手元にある布たちを愛おしく思う気持ちが強くなりました。ときには父のトランクスまでいただいちゃいます(笑)家族にしかわからないドキドキ感もスリルがあって楽しいです。パッチワークキルトってとっても「エコ」なものづくりなんですよ。
奄美と私
奄美生まれの門真育ち。親戚はたくさん奄美に住んでいます。サトウキビと青い空、そして澄み切った海。真っ赤なハイビスカスが私をワクワクさせてくれます。
中でも一番好きなのは「クロトン」という植物。赤や黄色、緑。カラフルなお花みたいな葉。私のモチーフに使っています。(8種類のクロトン&ちょうちょのオリジナルデザイン・写真左上)(4種類のランチョンマットセット・写真左下)
奄美は自然がいっぱいで私にとって宝物のような素敵な場所です。奄美の景色を見ているといつも以上にパワーが出てきて、キルトのアイデアがどんどん溢れてきます。早く帰って布を広げてチクチクしたくてたまらなくなったり...奄美が好きなのに、早く帰りたいだなんて矛盾してますね。。。
奄美にはハイビスカスティーという真っ赤なお茶があります。色だけ見るとおいしそうなのに、味はちょっと苦手。でも色がとってもキレイなので手放せなくて、思いつきで手染めにチャレンジしてみました。ガーゼやレースを染めるとなんてキレイなピンク。二度染めするとちょっと濃いめのピンク、どちらも素敵な色に仕上がります。これまでにタンポポやヨモギなどいろいろ手染めしています。緑茶や琉球あさがお(早朝は色がブルー・夕方はピンクに変わるあさがお・写真右)は色が出なくて失敗でした。まだまだ試したいものがたくさんあるので、これからも手染めを楽しみます。
eri-quilt教室
キルトキットで初めてでも簡単!2時間で仕上げるコースは人気があります。
現在は自宅で教室をしながら、オーダーメイドで作品を作ったり、オリジナルキルトを製作しています。キルト教室では母が助手としてお手伝いしてくれます。生徒さんは60代の方が多いですが、もっと若い人にも針に触れる機会があればと思います。最近はキャシー中島さんがテレビなどメディアを通して素敵なキルトを広めて下さったおかげで、私たち世代にもだいぶ認知されてきました。とても嬉しく思います。本当に「針仕事」って楽しいんですよ。
9人展の当日はどんぐりのピンクッション作りのワークショップ(要事前申込・お問合せはルミエールホールまで)をやります。季節の自然を感じながら、かわいらしいピンクッションができちゃいます。あまり興味がない方も作品を見て可愛いなぁと感じてもらえたら嬉しいですし、騙されたと思って一度作ってみてもらえたら、もっと嬉しいです。
私の展示スペースはクリスマス満開の予定です。一足早いクリスマスを楽しんでくださいネ。会場でお待ちしております。
キルト作家 登絵里子
2004年 (財)日本手芸普及協会パッチワークキルト講師資格
2006年 (財)日本手芸普及協会パッチワークキルト指導員資格
数々のキルトコンテストで入選・入賞
楽しく自由気ままに制作活動。自己表現キルト、暮らしに使う愛情たっぷりキルト、どちらもこよなく愛する一人。
現在、自宅にて教室開講。オーダー商品製作、作品創りに励んでいます。
ほぼ毎日ブログ更新。
http://eriquilt.exblog.jp/
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